ブーケガルニの作り方はとてもシンプルですが、その効果は絶大です。私は料理のプロではありませんが、自宅で簡単にできるこの方法を知ってから、スープや煮込み料理の味が格段にアップしました。基本はパセリ、タイム、ローリエの3種類をリーキの葉で包んでタコ糸で縛るだけ。これだけで、塩を減らしても深い旨味が出せるんですよ。あなたも「料理に風味を加えたいけど、どうすればいいかわからない」と感じたことはありませんか?そんな悩みを解決するのが、このブーケガルニです。作り方は本当に簡単で、初心者でも失敗なく作れます。今回は、基本の作り方から保存方法、よくある失敗例まで、私の経験を交えて詳しく解説します。
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「ブーケガルニ」って言葉、聞いたことありますか?フランス料理の世界では定番の方法で、シチューやスープ、煮込み料理に風味を加えるための香草の束のことです。シンプルだけど、料理の格段に差が出るアイテムなんですよ。
伝統的なブーケガルニは、パセリ、タイム、そしてローリエの3種類を基本とします。これをリーキ(西洋ネギ)の葉で包んで、タコ糸で縛るのが正統派のやり方。リーキが自然な「包み紙」の役割をしてくれるんですね。これらの香草は、煮込むことでじっくりと旨味を抽出してくれます。しかも、塩を追加する代わりに使うので、健康的に味を深める手段としても優秀です。私自身、減塩を意識しているときにこの方法をよく使いますが、物足りなさを全く感じません。
まずは基本の材料を揃えましょう。フレッシュハーブが手に入れば最高ですが、乾燥ハーブでも代用可能です。比率は好みで調整できますが、伝統的な目安はしっかり決まっています。
標準的なブーケガルニの材料は以下の通り。パセリの茎:4~6本、タイムの新鮮な枝:2~3本、ローリエ:1枚。これに、お好みで黒胡椒の粒やニンニクの一片を加えてもいい。リーキの葉は外側の一枚を剥がして使います。私はいつもパセリの茎を使うときに、柔らかい葉っぱの部分はサラダに使って、捨てる部分を限りなくゼロにしています。これで無駄が減るし、風味も倍増するんですよ。
作り方はいたってシンプル。でも、ちょっとしたコツを押さえると、仕上がりが全然違います。まず、リーキの葉を広げて、その上にパセリの茎とタイムの枝を並べ、最後にローリエを載せます。
リーキの葉で材料を包んだら、食品用のタコ糸や綿の紐でしっかりと縛ります。このとき、紐の端を長めに残しておくと、完成後に鍋から取り出すときに便利です。トングで掴むより、そのまま紐を引っ張る方が早いんですよね。私はいつも20cmくらい余分に残して、鍋の外側に垂らしておきます。そうすれば、煮込み中に味をしっかり出しつつ、最後は一瞬で回収できます。スープを濾す手間も省けるので、おすすめの方法です。
ブーケガルニの基本を押さえたところで、次は応用編。庭で採れたフレッシュハーブを束ねて、自分好みのハーブバンドルを作る方法を紹介します。これは乾燥させて長期保存もできるので、年間を通じて使える便利アイテムです。
皆さんは、料理に使うハーブを買うたびに「使い切れないな」と感じたことはありませんか?私はよくあります。特にパセリやタイムは、一束買っても半分くらい余らせてしまう。そんな悩みを解決してくれるのが、このハーブバンドルなんです。一度にまとめて作ってしまえば、冷凍保存もできるので、食材の無駄を大幅に減らせます。
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フレッシュハーブを束ねるときは、朝の早い時間に収穫するのがポイント。朝露が蒸発する前のハーブは、香りが最も強いんです。茎の長さを揃えて、数本をまとめます。
具体的な手順はこうです。まず、パセリやタイム、ローズマリーなど、同程度の長さの茎を選びます。茎の太さは、親指と人差し指で軽く摘めるくらいがベスト。束ねる本数は6~8本が目安で、あまり多すぎると乾燥が不均一になります。タコ糸で茎の根元をしっかり縛り、さらに全体を巻くようにして固定します。最後に、吊るすための紐を長めに残して輪を作ります。私はいつもキッチンの窓辺に吊るしていますが、直射日光が当たらない場所を選ぶのが大事。色や香りが飛んでしまうからです。
秋から冬にかけてのスープや煮込み料理に備えて、自分で乾燥ハーブバンドルを作っておくのは賢い選択です。ローズマリーやセージ、タイムのような丈夫なハーブは、乾燥させても風味がしっかり残ります。
乾燥用のハーブバンドルは、フレッシュと違ってリーキの葉で包みません。理由は、乾燥中にリーキが腐る可能性があるから。代わりに、ハーブ同士を直接束ねて、風通しの良い場所に吊るします。乾燥期間は、環境にもよりますが、約2~4週間が目安です。完全に乾燥したら、密閉瓶に入れて暗所で保存すれば、1年くらいはしっかり使えます。私はよく、夏に収穫したタイムとローズマリーを束ねて、冬のポトフに使っています。市販の乾燥ハーブより遥かに香りが豊かで、料理の満足度が全然違います。
作ったハーブバンドルをどう保存するか、悩んでいる人も多いでしょう。ブーケガルニは基本的に作ったその日に使うのがベストですが、冷凍保存も可能です。一度にたくさん作っておけば、必要な時にすぐ使えて便利ですよ。
「冷凍すると香りが落ちるんじゃないか?」と心配する方もいるかもしれません。確かに、フレッシュな状態に比べれば多少は劣りますが、正しい方法で冷凍すれば、風味は十分に保てます。私の経験では、冷凍保存したブーケガルニでも、煮込み料理に使う分には差を感じません。むしろ、使いたいときにすぐ使える利便性の方が勝ります。
冷凍保存のコツは、ラップでしっかり密閉することと、空気に触れさせないことです。ラップで包んだ後、さらにジップロックなどの冷凍用袋に入れると効果的です。
冷凍保存期間の目安は、約2~3ヶ月。それ以上置くと、香りが徐々に弱まります。凍ったまま鍋に入れて使えるので、解凍の手間は一切不要。私は週末に、1週間分のブーケガルニをまとめて作って冷凍しています。平日の夜に、帰宅してからすぐ夕食の準備ができるので、時短にもなって一石二鳥です。特に、寒い冬の日に冷凍庫から取り出したブーケガルニをポトフに入れると、一気に本格的な味わいになりますよ。
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保存方法によって、風味の持続性や使い勝手が変わります。以下の表で、乾燥保存と冷凍保存の違いを比較してみました。
| 保存方法 | 風味の持続期間 | 使い勝手 | おすすめのシチュエーション |
|---|---|---|---|
| 乾燥(吊るし乾燥) | 約6ヶ月~1年 | 使う前に手で砕く必要あり | 長期保存したい場合、スパイスとして多用する場合 |
| 冷凍 | 約2~3ヶ月 | 凍ったまま鍋に入れられる | 数ヶ月以内に使い切る場合、時短を重視する場合 |
この表を見るとわかる通り、長期保存なら乾燥、短期間で使い切るなら冷凍が最適です。私の場合は、夏に収穫したハーブは乾燥させて冬まで保存し、スーパーで買ったフレッシュハーブの余りは冷凍するという使い分けをしています。
慣れないうちは、誰でも失敗するものです。私も最初の頃は、ハーブバンドルがうまくいかずに何度も悔しい思いをしました。せっかく作ったのに、料理に香りが全然移らなかったり、逆に苦味が出すぎたり。ここでは、よくある失敗例とその対策を紹介します。
なぜ、香草を束ねるだけで、こんなに味が変わるのでしょうか?それは、香草の成分が熱と水分でゆっくりと抽出されるからです。しかし、束ね方を間違えると、その効果が半減してしまいます。初心者が犯しがちなミスを、私の経験も交えてお伝えします。
「細かく刻んだ方が香りが出るんじゃないか」と、香草を細かく刻んでしまう人がいます。これは大きな間違いです。ブーケガルニは、あくまで「束ねたまま」使うのが基本で、細かく刻むと香りが早く出過ぎて、煮込みの途中で消えてしまいます。
正しいやり方は、香草は刻まずに、そのままの形で使うこと。茎ごと使うことで、じっくりと時間をかけて風味が抽出されます。私はある時、パセリの葉だけを細かく刻んでティーバッグのようにして使ったことがあります。すると、最初の10分で香りが強烈に出過ぎて、その後はほとんど風味が残っていませんでした。まるで、最初だけ頑張るけど後はバテてしまうマラソンランナーのよう。香草もゆっくりと走らせてあげるのが大事なんです。
「しっかり縛らないとバラバラになる」と、紐をきつく縛りすぎるのも失敗の原因です。あまりに強く縛ると、ハーブ同士が密着しすぎて、水や熱が内部まで行き渡らず、風味の抽出が妨げられます。
適切な縛り方は、ハーブが軽く固定される程度。指で押したときに、少し動くくらいの緩さがベストです。私はサラリーマン時代、同僚から「ブーケガルニの作り方」を教わったんですが、その時言われたのが「恋人をぎゅっと抱きしめる強さじゃなくて、友達と肩を組むくらいの強さでいいよ」という言葉。なるほど、と思いました。あまり強く縛らず、風味が逃げる余地を残すのがコツです。
基本のブーケガルニをマスターしたら、次は自分好みのバリエーションに挑戦してみましょう。料理のジャンルや使いたいハーブに応じて、自由にアレンジできます。ここでは、いくつかのおすすめバリエーションを紹介します。
私が特に好きなのは、アジア風のブーケガルニ。タイのバジル、レモングラス、ショウガ、乾燥したオレンジの皮を組み合わせます。これをトムヤムクンやタイ風スープに使うと、驚くほど本格的な味わいになります。また、イタリアン風なら、バジルやオレガノ、ローズマリーを加えると、ミネストローネやボロネーゼにぴったり。
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フレッシュハーブが手に入らない時は、乾燥ハーブでサシェを作る方法もあります。サシェとは、小さな布袋に乾燥ハーブを詰めたもの。これも立派なブーケガルニの一種です。
作り方は簡単。チーズクロス(ガーゼ)を二重にしたものに、乾燥ハーブのミックスを入れます。目安は、乾燥パセリ大さじ4(約60ml)、乾燥タイム大さじ2(約30ml)、乾燥ローリエ(粉末)小さじ1(約5ml)、またはローリエの葉2枚を丸ごと。これらを布の中央に乗せて、端を集めてタコ糸で縛れば完成です。私はこのサシェを、ブイヨンやスープのベース作りに使うのが大好き。コンソメスープにこのサシェを入れて煮込むだけで、市販のスープの素よりずっと深い味わいが出ます。塩分も調整できるので、健康を気にする方にもおすすめです。
料理によっては、一種類のハーブだけを束ねたバンドルが便利なこともあります。例えば、ローストチキンにはローズマリーだけのバンドルを、魚料理にはディルだけのバンドルを使うなど、使い分けると料理の幅が広がります。
単一ハーブのバンドルは、乾燥させてストックしておくのがおすすめ。私は、春に庭で採れたタイムを何束も作って、冬の間じゅう使っています。タイムの香りは、豚肉の煮込みや豆のスープに特に合います。また、ローズマリーのバンドルは、オーブン料理に欠かせません。ジャガイモと一緒に焼くと、香りが染み込んで格別な味わいになります。自分で育てたハーブで作るバンドルなら、市販品より風味が濃くて、料理のクオリティが一段上がるんですよ。
「リーキの葉が手に入らない時、どうすればいいの?」と困った経験、ありませんか?私もスーパーでリーキを見つけられず、代わりになるものを探したことがあります。実は、身近な食材で代用できる方法がいくつもあるんですよ。
リーキの葉は、確かに香草を包むのに最適な素材です。でも、日本ではちょっと手に入りにくいですよね。そんな時は、キャベツの外葉やセロリの茎を使うのがおすすめです。キャベツの外葉は、柔らかくて包みやすい上に、ほのかな甘みがスープに加わります。セロリの茎は、香りが強いので、香草の風味を引き立ててくれます。私はある時、キャベツの外葉で包んだブーケガルニをミネストローネに使ったんですが、リーキよりも優しい甘さが出て、家族に大好評でした。無理にリーキを探すより、家にあるもので工夫する方が、結果的に料理に個性が出るんです。
日本の食材を使うなら、竹皮や柿の葉で包むのも面白いアイデアです。これらは和食の世界でよく使われる素材で、独特の香りが料理に奥行きを加えます。
竹皮は、漬物やちまきを包むのに使われるように、耐熱性と保湿性に優れているんです。これで香草を包めば、リーキの葉と同じように、香りを逃さずじっくり抽出してくれます。柿の葉は、抗菌作用があるので、腐敗を防ぎたい時に便利。私は和風のブーケガルニを作る時、竹皮にパセリとタイム、そして乾燥した柚子の皮を入れて包みます。これを味噌汁や煮物に使うと、ほんのり和の香りが広がって、いつもの料理が格上げされます。皆さんも、ぜひ試してみてください。包んだ後はタコ糸か爪楊枝で留めれば、しっかり固定できます。
「え、まさかコーヒーフィルター?」と思うかもしれません。でも、コーヒーフィルターや空のティーバッグは、ブーケガルニの代用品として驚くほど便利なんです。特に、香草を細かく刻んで使いたい時におすすめです。
コーヒーフィルターを使う場合、香草を中央に乗せて、ひだを寄せるように包みます。そして、タコ糸で口を縛るだけ。ティーバッグは、すでに袋状になっているので、香草を詰めて口を折り曲げるか、ホチキスで留めれば完成です。私は、ディルやチャービルのような、細かい葉っぱのハーブを使う時に、この方法をよく使います。一回分ずつ小分けにできるので、冷凍保存もラクチン。コーヒーフィルターは茶色い紙の匂いが気になるかもしれませんが、何度か使ってみると、スープに色移りしないし、匂いも問題ないことが分かります。むしろ、リーキの葉より手軽で経済的だと私は思っています。
ここまで、基本から応用までを紹介してきました。でも、「実際に料理に使う時、どうやってタイミングを計ればいいの?」という疑問もあるでしょう。ブーケガルニは、入れるタイミングと取り出すタイミングが、風味の決め手です。
私は、このタイミングを間違えて、何度も台無しにした経験があります。例えば、煮込み始めの冷たいスープに投入すると、香りがうまく出ないまま時間がかかる。逆に、沸騰した後に投入すると、一気に香りが立ちすぎて、苦味が出ることも。こうした失敗を元に、ベストなタイミングを掴むコツをまとめました。
ブーケガルニを入れる最適なタイミングは、スープや煮込み料理が、沸騰する直前の「ふつふつ」と泡が出始めた時です。このタイミングで投入すると、香草の成分がじっくりと、かつ均等に抽出されます。
なぜ、このタイミングが良いのか?それは、温度が上がる過程で、香草の細胞が徐々に壊れていくからです。あまり早く入れすぎると、煮込み時間が長くなるにつれて香りが飛んでしまいます。逆に、沸騰した後に投入すると、急な温度変化で香草の表面だけが固くなり、内部まで味が染み込まない。ですから、「ふつふつ」のタイミングを狙うのが、プロのやり方です。私はこのコツを知ってから、スープの味が格段に安定しました。特に、鶏肉のポトフを作る時は、鶏肉を入れる15分前に、このタイミングでブーケガルニを投入します。そうすると、スープに香草のエッセンスがしっかり溶け込んで、肉の旨味と絶妙にマッチするんですよ。
ブーケガルニをいつ取り出すかも、料理の仕上がりを左右する重要なポイントです。一般的には、煮込み料理の最後の15分前に取り出すのがベストと言われています。
ただし、これはあくまで目安。調理法によって、取り出すタイミングを変える必要があります。例えば、じっくり煮込むシチューの場合、1時間以上煮込むなら、煮込み開始から30分で取り出して、新しいものと交換するという方法もあります。そうすることで、香りが切れることなく、最後までしっかり風味が保てます。一方、スープ系の料理では、取り出した後に残った香草の細かいカスが気になることがあります。そんな時は、ブーケガルニを取り出した後に、スープを一度ザルで濾すと、透明で美しい仕上がりになります。私は、コンソメスープを作る時は必ず濾すようにしています。そうすることで、見た目も味もプロ級の仕上がりになるんですよ。
ブーケガルニを日常的に使うなら、キッチンでのハーブ管理を効率化するのが大事です。特に、忙しい平日に「あ、ハーブが切れてる」と焦るのは、避けたいもの。ここでは、私が実践している、ストレスフリーなハーブ管理術を紹介します。
よくあるのが、「せっかくハーブを買ったのに、使い切れずに半分以上を捨ててしまう」という問題。実は、正しい保存方法を知っていれば、ハーブは驚くほど長持ちします。しかも、事前に準備しておけば、調理時間も短縮できます。皆さんは、キッチンで「あれ、タイムどこだっけ?」と探す時間を、無駄だと思ったことはありませんか?私は、その時間をなくすために、ハーブの整理整頓方法を徹底的に見直しました。
フレッシュハーブを冷凍保存する時は、洗って水気をしっかり拭き取るのが第一歩。水分が残っていると、凍った時に細胞が壊れて、解凍後にドロドロになってしまいます。
具体的な方法はこうです。まず、ハーブを洗って、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ります。次に、使いやすい大きさに刻むか、またはそのままの形で、ラップに包む。平らに伸ばして、できるだけ空気を抜くのがポイントです。さらに、ジップロックに入れて、冷凍庫で保存。期間の目安は、約3~6ヶ月。私は、パセリやタイムはざく切りにしてから冷凍し、使いたい時はそのまま鍋に投入しています。また、ローズマリーやタイムのような茎の固いハーブは、まるごと冷凍して、使う時に手で折ると、香りが飛びにくいんです。この方法なら、買い物の頻度が減るし、いつでも新鮮な香りを楽しめます。
ブーケガルニの香りを、もっと気軽に料理に使いたいなら、ハーブオイルやハーブビネガーを作っておくのがおすすめです。これらは、ドレッシングやマリネ、炒め物の香り付けに、サッと使えて便利です。
作り方は、とても簡単。清潔な瓶に、ハーブとオリーブオイル(または酢)を入れて、冷暗所で約1~2週間寝かせるだけ。おすすめの組み合わせは、タイムとローズマリーのオイル、またはバジルとディルのビネガー。私は、オイルはサラダのドレッシングに、ビネガーは魚のマリネに使うのが定番です。特に、ハーブビネガーは、酢の酸味がハーブの香りを引き立てて、料理のアクセントにぴったり。自分で作ったハーブオイルは、市販品より安上がりだし、香りも格段に豊かです。一度作り始めると、キッチンに常備しておきたくなりますよ。
ここまで、ブーケガルニの作り方や保存方法を紹介してきました。でも、「どの料理には、どのハーブを選べばいいの?」という疑問が残っているかもしれません。実は、料理に合わせてハーブを選ぶことで、味のバランスがガラリと変わります。
私は、料理とハーブの組み合わせを「マリアージュ」と呼んで、楽しんでいます。例えば、鶏肉の煮込みにはタイム、牛肉の煮込みにはローズマリー、魚料理にはディル、というように。この「相性」を理解すると、レシピを見なくても、自分でアレンジできるようになるんです。それでは、具体的な組み合わせ例を、表にまとめてみました。
以下の表は、私が長年の経験から編み出した、おすすめのハーブと料理のマリアージュです。これさえ覚えておけば、ブーケガルニの選び方に迷わなくなります。
| 料理の種類 | おすすめのハーブ(基本) | アクセントに加えるハーブ | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 鶏肉の煮込み(ポトフなど) | タイム、パセリ、ローリエ | タラゴン、セージ | タラゴンは少しで強烈な香り |
| 牛肉の煮込み(ブフブルギニョンなど) | ローズマリー、タイム、パセリ | オレガノ、マジョラム | ローズマリーは煮込みすぎると苦味 |
| 魚料理(ブイヤベースなど) | ディル、フェンネル、パセリ | チャービル、レモンバーム | フェンネルはアニス風味が強い |
| 野菜スープ(ミネストローネなど) | バジル、オレガノ、パセリ | セロリの葉、ミント | ミントは少量で爽やかさ |
この表を見るとわかるように、同じ料理でも、使うハーブ一つで味わいが大きく変わります。例えば、鶏肉の煮込みにタイムの代わりにタラゴンを入れると、一気にフレンチ風の上品な味わいになります。また、牛肉の煮込みにローズマリーを入れすぎると、薬っぽい苦味が出るので、注意が必要です。私は、初めて作る料理の時は、基本の3種類だけにしておいて、味を見ながら少しずつハーブを足すようにしています。そうすれば、失敗のリスクを減らせますよ。
「ブーケガルニは洋風料理だけのもの」と思っていませんか?実は、和風料理にも応用できるんです。日本の家庭料理に、香草の風味をプラスすると、驚くほど深みのある味わいになります。
和風にアレンジするなら、パセリの代わりに三つ葉、タイムの代わりに山椒の葉、ローリエの代わりに乾燥した柚子の皮を使うのがおすすめです。これを、キャベツの外葉や竹皮で包んで、おでんや筑前煮に使います。私は、ある時、この和風ブーケガルニをおでんに使ってみたんです。すると、だしの風味が一層引き立ち、いつものおでんが料亭の味に変身しました。特に、柚子の皮の爽やかな香りが、大根や卵によく合うんです。和風料理に合うハーブの組み合わせを覚えておけば、レパートリーが一気に広がります。ぜひ、一度試してみてください。
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A: 正直な話、ブーケガルニを使うか使わないかで、煮込み料理やスープの深みが全然違いますよ。私も最初は「ただの香草の束でしょ」と軽く見ていたんですが、試してみて驚きました。塩やコンソメの素を追加するのとは全く別次元の風味が加わるんです。例えば、鶏肉のポトフを作る時に、ブーケガルニを入れてじっくり煮込むと、香草のエッセンシャルオイルがゆっくりと溶け出して、まるでレストランの味に近づきます。しかも、塩分を控えたい時にこの方法を使うと、物足りなさを感じずに旨味を引き出せるので、健康面でもメリットが大きいですよ。私の経験上、一度使うと「もう戻れない」と感じる人がほとんどです。
A: もちろん、代用は全く問題ありませんよ。基本はパセリ、タイム、ローリエですが、料理のジャンルや好みに合わせて自由にアレンジできます。例えば、イタリアン風にしたいならバジルやオレガノを加えてもいいし、アジア風ならレモングラスやタイのバジル、ショウガなんかも相性抜群です。ただ、一つだけ注意してほしいのが、香りが強すぎるハーブを使う時。ローズマリーやセージは風味が強いので、量を控えめにしないと全体を支配してしまいます。私はよく、鶏肉の煮込みにはローズマリーを一枝だけ加えて、他のハーブは控えめにするなど、バランスを意識しています。自分のレシピに合わせて、ぜひ実験してみてください。
A: 冷凍保存した場合、風味はしっかり保てますが、期間には注意が必要です。私の経験では、正しくラップで密閉して冷凍用袋に入れれば、約2~3ヶ月は十分に使えます。ただし、それ以上置くと香りが徐々に弱まってくるので、なるべく早めに使い切るのがおすすめです。冷凍の最大の利点は、解凍せずに凍ったまま鍋に入れられること。例えば、忙しい平日の夜に帰宅して、冷凍庫からブーケガルニを取り出してポトフに投入するだけで、本格的な味わいが楽しめます。私も週末にまとめて作って冷凍ストックしているんですが、朝の支度中に袋から出して鍋にポンと入れるだけで、時短にもなって一石二鳥ですよ。
A: 初心者の方に多い失敗は、香草を細かく刻んでしまうことです。「細かく刻めば香りがもっと出るのでは?」と思いがちですが、これは逆効果。ブーケガルニは茎ごと束ねて、じっくりと時間をかけて風味を抽出するのが目的なんです。刻んでしまうと、最初の10分で香りが一気に出てしまい、その後はほとんど風味が残らなくなります。まるでマラソンランナーが最初だけ全力疾走して後半バテるようなもの。私は最初にこの失敗をやって、スープの味が最初だけ強くて後から薄くなり、がっかりした経験があります。正しくは、ハーブはそのままの形で使い、紐で軽く束ねるだけで十分ですよ。
A: 庭のハーブを乾燥させるなら、朝の早い時間に収穫するのがポイントです。朝露が蒸発する前のハーブは香りが最も強く、乾燥後も風味がしっかり残ります。収穫したら、茎の長さを揃えて6~8本をまとめ、食品用のタコ糸で根元を縛ります。その後、直射日光が当たらない風通しの良い場所に吊るして乾燥させてください。乾燥期間は環境によりますが、約2~4週間が目安です。私はいつもキッチンの窓辺に吊るしていますが、直射日光は避けるのが大事。色や香りが飛んでしまうからです。完全に乾燥したら、密閉瓶に入れて暗所で保存すれば、1年くらいはしっかり使えます。夏に採れたタイムやローズマリーを乾燥させて冬のポトフに使うと、市販品とは比べ物にならない香りの豊かさを実感できますよ。
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